2012年 10月 14日
那須庭ものがたり2012
期日を区切って開かれる庭めぐり、10月13、14日は戸田にある「ドラキュラの館」でした。
ドラキュラの館は県道30号線を挟んで戸田調整池の反対側、牧草地の奥にポツンと建っています。ちなみに築4年です。樹齢150年のコナラの木が目印。
庭のあちらこちらに大谷石の飾り柱やガーゴイルなどのオブジェが散在していて、散策していても飽きさせません。
庭のほとんどは手づくりだそうです。うーん、絵になりますね。
お茶をいただきながらずいぶんと話し込んでしまいました。何から何まで異例ずくめの建築オーダーに戸惑い気味だった建築屋さんに、オーナーの桜井さんはこうおっしゃったそうです。
「建てた時がベストで、その後はどんどん劣化していくような建物はNGです。200年前からドラキュラが住んでいるような、そんな家を建ててください」
こちらのお宅は家も庭も自然と調和させた、洋風わびさびガーデンのようでした。
この次は10月27日から11月4日まで、「中島家の庭」と「なす古道近光パーク」の2軒のお庭が解放されます。どちらも那須御用邸に接するとっても静かで奥まった、観光地とは無縁の場所です。普段なかなか機会がない、那須の別荘ライフや住民ライフを垣間見るチャンスですよ。
<今日のりんちゃん>
ぐーぐー。