2013年 06月 06日
パスポートのいらない英国・ブリティッシュヒルズ<見学編>
※エリザベス女王の実際の誕生日は4月21日ですが、英国では、気候のよい6月の第2土曜日を公式誕生日と定め、国をあげて盛大に祝います。
敷地は7万坪と広大です。正門をくぐると、道の両側にはクイーンズバースディウイークのためユニオンジャックが掲げられていました。
どこのロンドン塔ですかここは!?
敷地内は原則英語が公用語・・・まぁお客はみな日本語でしたけど(笑)。看板や標識などはすべて英語表記でした。
広場のシェイクスピアさんと記念撮影後、後のメイン建屋であるマナーハウス(※)へ。今回はここのレセプションでマナーハウス見学ツアー(500円)にも参加しました。
※荘園領主の館のこと。語源はフランス語のマノワール(郊外の館)から来ているそうです。
マナーハウスの天井はウエッジウッド調。
長い廊下は雨の日、館の主たちが運動をするためだそうです。
ファーストフロア(2階の英国式表記)のアッパーホールに敷いてあるこのペルシャ絨毯は数千万円だそう。
「・・・それを踏んじゃってもいいんですか?」
「はい、踏まれて初めて味が出ると言われています」
ほうほう。
マジェスティルームの机は革張り。主人側と客側の両方に引き出しが付いていて、中がつながっていることもあるそうです。使い方はもちろん、袖の下ならぬ机の下です。
エリザベス女王ウィークということで飾られていた、1971年に昭和天皇・皇后両陛下がバッキンガム宮殿にご訪問された際の肖像画。
ビリヤードと似ているスヌーカーはイギリスではポピュラーなゲーム。ここでは公式試合が行われているそうです。
アンバサダーズホールはまるで大学の階段教室。ブリティッシュヒルズは研修施設でもあるのです。
まるでハリーポッターに出てくるような食堂(リフェクトリー)。この日はたまたま矢吹町の小学生たちが校外学習で訪れていました。が、施設の方の食前の挨拶は当然英語(笑)。徹底していて良いなぁ。
今回マナーツアーをご案内くださったコジママナさんと。ありがとうございました。
次回はブリティッシュヒルズ<食事編>です。
<今日のりんちゃん>
ラズベリーファームの庭で。なにか匂うのかな?