2007年 05月 24日
再発見
ですが皆さまのおかげで、つまり皆さまに那須高原のあれこれをお伝えすべくこのブログを続けていますもので、ついつい見慣れて見逃しがちな身のまわりの風景を再発見する毎日です。少しでもこのブログで皆さまに那須高原の魅力をご紹介することができたり、気分をリフレッシュするお役に立てたりできれば幸いです。
さて、お伝えしていますように山の中腹、八幡のつつじ群生地ではもう見頃を迎えていますが、当館のまわりでもあちらこちらで季節の移ろいを感じることができます。林の中に分け入った時の強い日差しと葉陰のおりなすコントラストは力強い限りです。
花もすっかり終わってたくさん実をつけた菜の花。そういえばナタネ油って菜種油と書くんですよね。このインゲン豆によく似た実(種)をしぼって油を取ります。
青木の道の駅「明治の森・黒磯」にあるポピー畑が満開です。去年よりキレイに感じますが、気のせいかな。
丸いのはポピーのつぼみ。花と落差のある見た目です(笑)。よくある、服にくっついちゃう草の実とはまったく別のものです、念のため。
景色と同じく味にも慣れが! 実は当館にお泊まりになられた方で「お米がおいしい」とおっしゃる方が大勢います。古い知り合いの白河の農家からずっと同じお米を持ってきてもらっているのですが、毎日食べているワタクシなどはおいしさに慣れてしまったのかも知れません。
土中の団粒構造を活性化させるために貝化石をミネラル肥料として使用するなどの有機農法を実践し、全国米コンクール常連(金賞、優秀賞など毎年受賞)でもあった遠藤弘人さん。そんなすごい人だとは知らんかった…。当館のお米はすべて彼が持ってきてくれる精白したてのJAS認定有機コシヒカリです。
遠藤さんの田んぼでは、ミズスマシやおたまじゃくし、どじょう等が当たり前に泳いでいます。毎日が雑草との戦いとなると言ってましたが、その戦いもこれからが本番。
もうすぐ、初夏がやってきます。