2007年 06月 14日
こんばいろの湯vs鹿の足湯
ワタクシはゲームから遠ざかってすでに数年になるのですが、DSでブレイクした脳トレブームがテレビ界にも飛び火したのか、最近似たような毒にも薬にもならないクイズ番組をあちこちで見かけます。やらせ問題に懲りた制作サイドが「仕込みがバレない・バレても怒られない」番組内容を模索した結果とも言えるんじゃないか、ということでワタクシは「あるある症候群」と名付けたいのですが(笑)…。
ところで先日息子から聞いたところによると、日本人の平均的語彙数は5万語ほどでそのうち日常的に使っているのは5千語程度しかないのだそうです。脳トレやクイズとはちょっと違いますが、こちらのサイトで自分の語彙力の診断テストをすることが出来ます。羅列してある単語をいくつ知っているか、というシンプルなテストなんですが、ヘンです。どうヘンかというと、さすがにわからない人はいないだろうというような単語がずらっと並んだかと思えば、最後の方では意味はおろか読めない・見た覚えもない・推理するとっかかりすらないといった超難関な単語が突然現れます。出題内容に中間がなく、両極端なのでした。
さて、久しぶりの強引な導入部でしたが(笑)、今回は趣の異なる(両極端の)那須湯本の足湯2ヶ所をご紹介します。どちらも無料で利用できます。
まず4月に出来たばかりの「こんばいろの湯」です。場所はご覧のとおり那須湯本の温泉神社入り口の脇です。右手には無料駐車場、手前はバスターミナルで那須湯本のまさに中心地にあります。
出来たてなのでさすがに綺麗です。小さい規模ですがそれなりにゆったりと作られています。
お湯は長い距離を引いてきているとのことですがけっこう温度は高め。ゴボッゴボッと断続的に流れ込んでいます。湯船は大きさ、深さ共にたっぷりです。ちなみに「こんばいろの湯」の「こんば」とは那須の方言でカタクリのこと。カタクリの花のうす紫色をこんばいろと言うのですが、うぅん、この湯の色から連想したんだろうか…。
窓・・・じゃないか、壁のないところからの眺め。手前にあるのは休憩所。お弁当を食べたりジュースを飲んだりと結構大勢が利用していました。
正面に駐車場、右手はバスターミナルと便利な場所にあります。バス待ちや時間調整には持ってこいの場所ですね。
こちらは当欄で何度かご紹介している「鹿の足湯」です。こんばいろの湯より下の方へ(那須岳とは反対の方へ)200m位の場所にあります。目立った標識もなく簡素な設備と整備で道の途中にポツンとあるこの感じ・風情がワタクシにはたまらんのですが、いかんせん湯船が小さい。どのくらい小さいかと言いますと
このくらい(笑)。交互にしか座れません。まぁこれはこれで知らない人同士が会話しやすい雰囲気を作るのに役立っているとも言えます。こんな場所に来たら連れの人とだけ話すんじゃつまりません。積極的に隣のおじさんやおばさんに話しかけてみましょう。旅の醍醐味です。
少し高い場所にあるため眺めも良好です。ワタクシも「やれやれ」という口癖をつい出してしまいそうな、そんなのんびりとした時間が流れています。
さて、新しくて便利な場所にある「こんばいろの湯」と風情ある眺めの良い「鹿の足湯」。あなたはどちら派ですか? それともワタクシみたいに足湯のハシゴしちゃいますか(笑)?