2009年 01月 27日
身近な野鳥たち
なんども書いていますが、この冬は初雪が異常に早かった割にその後たいした積雪もなく、今のところとても穏やかな那須高原です。こんなときはつい散歩でもしてみようかな、なんて気にもなるというものです。
さて、実はいつも行く青木の道の駅「明治の森・黒磯」の隣に新しく「ピレネー歯科」という歯医者さんが開業しました。診察を受けた家人の話では、文字通り受付や診察室の中をグレートピレネーズが闊歩している医院だとのこと。欧米では病棟を訪問する犬が入院患者の治癒率を上げているという話を聞いたことがありますが、まさかこんな身近にそんなところが!
まぁ話を戻しまして、そんなわけで家人がピレネー歯科で治療を受けるのを待つ間、今の季節は何もない青木の花畑の奥の方、雑木林をウロウロと歩いてみました。
自分の足音を聞きながら歩を進めるような静けさの中、ときおりカサカサと枯れ葉の擦れ合う音に混じって小さくチッチッと鳥の声が。
まず始めに見つけたのはキセキレイ。やっと撮れた1枚。ぜんぜんじっとしていません。
こちらはセキレイ(背黒セキレイかな?)。地面を歩き回るのが大好きな鳥なので、開けた場所にいました。
開けた場所の端の方、カラカラという人工的な音の源はこんなものでした。土の盛り上がりはモグラの仕業。ペットボトルで作られた風車はモグラ除けです。
梢の上の方でコツコツとやはり鳴き声とは違う音が。これはコゲラが枝をたたく音でした。ケラとはキツツキのことです。当館のまわりにもアカゲラやコゲラがやって来ます。
行き当たりばったりにバードウォッチングをしながら(笑)30分ほど林の小径を歩いて、体もポカポカ、気分も快調になりました。皆さまも気軽にちょっと散歩、いかがですか?新陳代謝もよくなり、防寒対策にもなると思いますよ!