2009年 12月 15日
初めてのバードウォッチング<前編>
まずは池沿いに歩き、カモの説明から。
オスのカモは種類別に特徴がはっきりしているが、メスを初心者が見分けるのは困難とのこと。素直にオスのみ観察することにしました。これはオスのマガモ。緑色の頭が特徴です。
名前だけはよく聞くカルガモ。先だけ黄色くなった黒いくちばしが特徴です。カモ類は泳ぎやすく(潜りやすく?)するために足が体の後方に付いているのだとか。なるほどお尻の下から足が生えてます。
オナガガモ。いろいろ特徴の説明を受けましたが、まぁ尾っぽが長いと言うことで(笑)。
実はカモは夜行性。日中はほとんど寝て過ごすのだそうです。
ミコアイサはなかなか見られないカモの仲間で、別名パンダ鳥。運良く見つけたもののカメラのズームの限界を超えた距離にいたため、がっかり写真になってしまいました。くそぉ・・・。
羽毛(つまりダウンですね)が散乱している場所を発見。インストラクターの方の説明では、これはマガモの羽で、オオタカに襲われたとのこと。羽を見れば何カモの、体のどこの羽かわかるそうです(!)。また獣に襲われた場合は羽と肉がいっしょに食いちぎられるが、羽毛(=胸の部分)が散乱しているのは猛禽類(このあたりならオオタカ)が襲った証拠で、猛禽類は胸の羽をくちばしでむしり取って穴を空け、まず内臓を食べるのだ、ということを淡々とレクチャーしていただきました。うーん・・・ワイルドライフ。
羽毛以外に風切羽も落ちていて、ここからカモの羽の仕組みに話が発展しました。生えている場所によって羽の芯の位置が変わり、羽のねじれがプロペラと同じように推進力になるという説明に一同大感心。
この後は水辺を離れて、林の野鳥観察に向かいましたがその様子は後編にて!