2007年 02月 06日
弱り目に祟り目
さて、プライベート(ワタクシ達の住むエリア)のソファが相当古くなり、そういえば何年前に買ったかも思い出せないなぁなどと話していたのですが、先日ワタクシが膝をついたところボキッという音と共に座面が陥没、あえなく最後の時を迎えてしまいました。
壊れる前のソファで惰眠をむさぼる友人H。実はコイツがソファ破損の真犯人なのではないかと(笑)。
ネットで安い上にピッタリのサイズの物を見つけることが出来、2月の始めに配達日を指定した後、所用を済ますために東京へ出かけました。ブログでこんな風にからかわれているとも知らないH(実は外資系に勤める超多忙人)が美味しい焼肉屋に連れて行ってくれ、4人でカルビやらホルモンやらタンやら合計10人前以上を平らげました。娘にいたっては半ライスと半冷麺を完食後半ライスをお替り…ってなんだそりゃ(笑)?
帰宅後なんだか右足に鈍痛が。どこかにぶつけた覚えもなく、おかしいなと思いながら寝たのですが、翌朝激痛で目が覚めました。歩けない。地面に右足をつけない。触れない。っていうか、何もしなくてもズシンズシンと痛みが脈打ちます。
そうこうしてるうちに開店時間が迫ってしまい病院へは一人で行くことに。生まれて初めて左足ブレーキで運転しました。アクセルは40kmまでなんとか我慢した後はクルーズコントロールを使って手動で加速です。やっとの思いで診察を受けた結果、診断は「痛風」。話には聞いた事がありましたが、ここまで痛いものだとは。お酒など生活全般を節制することが肝要だそうで、しばらくの間松葉杖生活です。
ということで、工夫好きのワタクシとしては洗面台の前に椅子を置き、右足の膝を乗せて右足をつくことなく顔を洗えるようにしたのですが、家人が載せてくれたクッションがあだとなり昨晩滑り落ちてしまいました。松葉杖にジャマされてうまく手をつけず両膝を床に強打。同時に洗面台のふちがアッパーカットのようにあごにジャストミートし、完全にKO。数分間誰にも気付かれる事もなく床で悶絶していました。痛寂しい…。
痛風の腫れと痛みが引くにはもう数日かかるそうですが、今日は新しいソファが宅配される指定日です。さて、どうやって運べばいいのやら。
2007年 01月 22日
まぁ、いろいろしょうがないです
そんな暗い世相に追い討ちをかけるように、ある個人的にかなりショッキングな事実を聞かされて数日間ぐったりとしていたワタクシなのですが、今さら時間を巻き戻せるわけもないし何とか折り合いをつけてやっていくしかない、ガンバラねば、ワタクシっ!と気合を入れなおした矢先に…。
こんどは保険会社から冷たい宣告です。先日の強風で倒れたり折れたりした敷地内の木々(ゆうに直径20cm以上の太さです)が危険なため、撤去作業を損害保険でカバーしてもらいたいと尋ねたところ、そんなことまで面倒みられんとの返事が。ううぅ。
というわけで自費で職人さん達にお願いしての撤去作業となりました。いやぁ、木って想像以上に重いしかさばるし大変手間がかかります。数本の松の伐採と撤去だけなのに3人+1人(ワタクシ。ほとんど役に立たず)で1日仕事となってしまいました。
そんなこんなで疲れてしまったワタクシは、いつものカイロプラクティックへ行った後でぐるっと遠回りして茨城県は袋田の滝に寄り道してきました。普段ならこの時期滝が凍り付いて冬ならではの美しさなのですが、今年は暖冬でまったくいつも通りの景色でした…。
帰り道、道沿いにたくさん並ぶお茶畑を見ると青々と元気良さそうです。ひと足早く春なんだなぁなんてこちらまで元気をもらった気がして、道沿いの売店のオバサンに今年のお茶の時期について尋ねると、平年どおり5月頃だよ、とのこと。お茶の木って常緑樹だったのか…。そんでもって、お茶って新芽だけを摘むものだったのか…。己の無知さにまたまた落ち込むのでした。
2007年 01月 10日
未知の来訪者
そんな旅行業にたずさわる者としていかがなものかと思われる
裏口の前がお正月からずっと溜まり続けたアレやコレやでとんでもない事になっているので玄関から外に出て庭を抜けて裏庭にまわろうと思ったのですが
庭を歩いた時点で物音の正体が判明、野生動物ですね(いや、実際のところは野生の犬か猫=ノラ犬ノラ猫(笑)かイタチかなんだと思います)。やれやれ、お客様のために雪をかいて作った道をトコトコと歩いています。裏庭の野鳥のエサ台からこぼれたりんごの皮などを狙っていたようです。
近所に住むN先生のお宅ではこの冬テンがサンルームに迷い込んで出られなくなり大騒ぎでした。当館の暖炉にも時々煙突を通って鳥が入ってくることがあるので、火をつける前には気をつけています。寒くなると動物達と人との距離が縮まってくるのでしょうか。ヒヨドリのヒヨちゃんも毎日見かけるようになりました。
今日も1日、穏やかな時間が過ぎていきました。もう夕暮れです。
さてと、この仕事をやっていてヨカッタと思う役得のひとつ、温泉雪見風呂に入ってワタクシの休日のシメとしようと思います。皆さまもどうぞご来館のおりには雪見温泉をお楽しみください。露天雪見ジャグジーも気分爽快ですよっ!
2007年 01月 08日
重い雪はかくのが大変なんですが…
さて、年末に常備薬を忘れるという大ポカでいったん帰宅したHが、Fと連れ立って再度遊びに来てくれました。ヤレありがたきは友情なりきです、が…。
昨日夕方からハラハラと舞い始めた雪でしたが、夜半にはご覧のように積もりそうな気配に。HとFはチェーンを巻かないでも帰れる状態のうちに、ということでまたもや慌ただしく帰っていきました。うーむ、オセロは勝ち逃げされてしまったか。
まるでオセロのようにひと晩で真っ白に模様替えした那須高原です。宇宙の不均質を説明する「暗黒物質(ダークマター)」の姿を日・米・欧の研究チームがとらえたとのことですが、冬の「純白物質」雪は車の運転には支障をきたすものの、やはり美しいものです。当館の庭はこんな風ですし、
隣接する雑木林もこんな樹氷のような景色になりました。
本物の樹氷は寒さで空気中の水分がどうのこうのという理由で出来るのですが、こちらは単に雪が(水分で)重いためにへばりついて出来てます。
夜中にはドガガガと雷のような音が何度か響きましたが、これは屋根に積もった雪が塊となって滑り落ちる時の音で、やはり重い雪が降った時に起きる現象です。さぁ、雪かきか…。
2007年 01月 06日
土手に訪れる春
さて、明日1月7日は春の七草を使った七草粥(ななくさがゆ)を食べる習慣があります。食べると災いを除け長寿富貴を得られるのだそうです。
春の七草と言っても何か特別の植物というわけでなく、冷蔵庫や食品庫に貯蔵されていたりそこらへんの土手で摘んで来れそうな葉っぱばかりですが、まぁせっかくキチンとしたものが売られているのだし、ということで市場でセットを購入してみました。
せり
なずな(ペンペン草)
ごぎょう(母子草)
はこべ
ほとけのざ(正式名:たびらこ)
すずな(カブ)
すずしろ(大根)
ペンペン草にカブに大根…。やはり労力を惜しまず自分で揃えれば良かったかも(笑)。
秋の七草は愛でて(眺めて)楽しみましたが、春の七草は食べ物ですね。と同時にお正月にたいしてひと区切り付ける意味合いもあるように思います。明日ご希望の方には「七草汁」をお出しいたしますのでどうぞご遠慮なくお申し出ください。