2006年 12月 20日
刻一刻と近づきます
その後、中学生の頃はよく友人と列車で旅をするようになったのですが、走り去る風景に抗うようにいつまでも車窓の同じ位置に見え続ける月にやはり同様の気持ちを感じました。
もちろん理屈は「とんでもなく遠くにあるのでちょっとやそっと見る位置を変えても見える角度が変わるもんじゃない」からですね。では山はどうでしょうか?車で約45分の距離、当館の付近と違い今の那須岳はもう雪で真っ白ですが…。
ということで、天気の良かった昨日、那須岳の連続写真(?)を撮りました。まずはいつも通りの仕入の帰り道、本欄にも何度か登場している新鮮野菜を購入できる青木の産直売り場の近くからのショット。
なんだか角度的に無理があるようで那須岳は手前の山に隠れてほんの少ししか見えませんね。ではもう5分ほど走り、当館まであと2分の地点からパシリともう一枚。
どういうわけかここの牧草だけは異様に青々としていますが、それはともかく、ほんの数分走っただけでずいぶん山が近くに見えてきました。那須岳もよく見えますね。カメラのズームは何も操作していません。
もう1分半ほど走り、当館の看板の場所を曲がった所です。さらに那須岳が大きくクッキリと見えます。正面の林の向こう側に当館が建っています。
…まぁ、今日は何のオチもなく終わりますか(笑)。ご覧いただきありがとうございました。
2006年 12月 14日
鶏たちにもクリスマスは来るのであろうか?
フランスと同じくイギリスもこの時期狩猟が盛んで、ご夫妻は仕上がりは下手だけど行きつけのクリーニング屋さんに獲れたてのキジを2羽もらったのだそうです。どうしてそんな店を贔屓にするのかはちょっと置いといて(笑)、途方に暮れるMさん達にそのヘタクソ親爺曰く、
「肉屋に持っていけば処理済のものと取り替えてくれるよ」
とのことで、肉屋に行き若干の加工賃を払ってロースト用のキジを入手して家でごちそうを堪能したのだそうです。面白いシステムですねっ。古き良きイギリス!
と思いきや、イギリスも最近は多国籍化・多民俗化が進んで宗教もいろいろなので、企業などは特にあまり宗教色のないカード(クリスマスっぽくないもの)を使うのだそうです。何のためのクリスマスなんだか…。ま、いいですけど。
クリスマスはその起源はローマの収穫祭にあるものの、今ではキリストの誕生日として広く世界中で祝われていますが、それに先立ち先日はワタクシの誕生日でありました。関係ないか。でも、数本の電話とメールをいただいたのですが、やはり嬉しいものですね。
その翌日は盗難騒ぎでさらに知名度が上がったあの「叫び」を描いたムンクの誕生日で、その日一日中はグーグルのページにはご覧の特製グーグル叫びロゴが表示されていました。
当館HPのペンション情報欄でもお伝えしていますが、雪不足のためいったんオープンしたマウントジーンズが17日まで営業を見合わせ、その後の予定は17日にアナウンスするそうです。暖冬なんですねぇ。
少し前の那須岳の様子です。暖冬とはいっても、もしお持ちならそろそろ時期的にも(使わずに無駄になるかもしれませんが)タイヤチェーンを携行されることをお勧めいたします。お気をつけてどうぞ!
2006年 12月 12日
シアワセの国の住人たち
「私はノストラダムスの予言を信じています」と平然とのたまいました。激しい衝撃というかオドロキと不信感、若干の同情とフツフツと湧き上がる思慮の足りなさに対する怒りから、
「先生、あんたまさかオウム信者じゃないだろうね?」と毒づいた覚えがあります。最近のニュースに載る教師達の情けない犯罪と比べたらかわいいものなのかもしれませんが。
ノストラダムスの予言解読に使われる強引な例は別格としても、「ダヴィンチ・コード」や「ハリーポッター」などの中にも使われるなど、欧米ではアナグラム(文字の並べ替え)が一般的に認知されています。もちろん今は日本でもファンの方も多く、「松田聖子」→「セコイ妻だ」とか「音のない森」→「隣のお芋」など印象的な和製アナグラムも数え切れないくらいあります。
「アカルイハダカ」→「アルカイダ」 アナグラムではないものの、アナグラム+ダジャレということですよね?ご存知篠山紀信さんが週間ポスト誌上に連載したヌードシリーズの題名なのですが、時期的にもちょうどあの頃始まった企画ですしこれにも驚かされました。
いいのかなぁ、篠山紀信?などと思っていたワタクシが時代遅れなのでしょうね、きっと。今日発売の写真誌フラッシュの誌上に、「ロシア美少女 オッパイポロニウム」なる見出しを発見しましたっ(笑)! ついにここまで堕ジャレも来たかと逆に感激しましたが、ポロニウムとは今話題のロシア人元スパイ暗殺に使用された放射性元素の名前です。…つくづく私たちはシアワセな国に暮らしているんですねぇ。
この秋から牛舎内飼育をやめて放牧されているお隣の農家の牛たちです。ちょっと暗くて解りづらいですね。どうしても夕日を入れたかったのですが、後日もうちょっと日が落ちる前に撮り直してご紹介いたします。隣といっても結構距離がありますので。牛は寒さは全然平気なのだそうで、みんなシアワセそうな様子で草を食んでいます。ちょっとミレーの絵っぽいかなぁ。
2006年 12月 12日
そろそろ雪情報にお気をつけください
そういえばサッカーやラグビー用語の「デヘンス」とか「オヘンス」とか「ハーヘイライン」とかって何のことなのか子供の頃からずっとギモンだったのですが、「ディフェンス」、「オフェンス」、「ハーフウェイライン」のことだと解ったのはずいぶん経ってからでした(笑)。「重いコンダラ」みたいなものですね。違うか。
さて、大ハシ正ヤという人のぐったりダウナー系のひとコマ漫画で「もう俺ハエでいいや」というのがあって、そのなかに
「南極で吹雪の中、あまりに寒くてドラム缶風呂に入ってしまい、出ると凍りつくし浸かり続けるとノボせ上がるという最悪な状態に陥ってしまうリアルな想像を…」というくだりがあって思わず笑ってしまったのですが、それからというもの極寒の地のニホンザルは野湯に浸かった後風邪を引かないのか気になってしょうがないこの頃です。
当館のお客様にはもちろん優雅に露天の雪見ジャグジーをお楽しみいただき、その後は暖炉の前でくつろがれたりのんびりと快適にお過ごしいただいております。あぁ、人間って贅沢ですねぇ。
先日のパラッと降った雪で一瞬庭が白くなりましたが、数時間で消えてしまいました。今年もホワイトクリスマスになると良いですネ。
当館HPの「ペンション通信(那須情報)」ページにて当館の裏庭のライブ映像をお送りしております。雪の様子などお確かめいただくには最適かと思います。道路はアスファルトなので雪が降っても土の上より融けるのも早く、ご覧いただく裏庭映像より状態が良い場合が多いです。
2006年 12月 05日
天使降臨?
写真はもちろん横田さんとは無関係です(笑)。悪趣味ですが、あまりに可笑しいオシャブリなのでちょっとご紹介しました。
可笑しいといえば、「ドーハの悲劇」で有名な中東アラビア半島の小国カタールのドーハでアジア大会が始まったのは皆様周知のことと思いますが、サッカーや水泳に混じってチェスも種目のひとつに入っているのだとか。いやはや面白い大会です。
イスラム教を主な宗教とするカタールでは外出時には顔も含め体全体を布で覆っている女性がほとんどですが、学校でも男女別で授業がおこなわれるイスラム圏でどうやって男女は出会うのか?まさか出会い系サイト?いえいえ…。
通常、男女はショッピングモールを使って巡り合うのだそうです。会話はNGなのでアイコンタクトで。男性が意中の女性の前で何気なさを装い携帯の番号を書いた紙を落とし、拾ってもらえばOKの意味なのだとか。なんとも奥ゆかしくも苦労の多い人たちですね。
でも、実はアラブの女性って美人が多いのだと聞きます。それを隠すためのヘジャブ(顔の覆い布)なのでしょう。例えばあのウサマ・ビン・ラディンの姪っ子のワファ・トフールさんがアメリカでタレントとして登場しましたが(なんて自由な国!)、こんなヒトです。まぁ、華がありますね。
こちらは当館の庭の花(笑)、さざんかです。背景の青いツブは庭のイルミネーションですが、白い方は雪っぽい雨です。今年は暖冬とのことでまだ雪は積もっていませんが、お出かけになる前に確認をよろしくお願いいたします。
白く様変わりをした最近の那須岳です。だんだんと、那須高原にも白い天使がやって来る気配が感じられるようになりました。