2011年 10月 18日
八方湖の紅葉を独り占め
このつづら折りの山道をそのまま30分ほど走ると、八方ヶ原という場所にたどり着きます。今回ご紹介するのはその八方ヶ原の中心となる「山の駅たかはら」からさらに5分ほど奥へ進んだ、知る人ぞ知る「八方湖」と、その近所にあるつつじでも有名な「大間々園地」です。
八方湖。大きくはありません。たぶん一周数百メートルでしょうか、ネコでも歩ける距離です(笑)。
人っ子ひとりいません。水辺の木々は朝晩のモヤのおかげで綺麗に色付くのだそうです。静かで美しい紅葉のほとりをネコ連れでポツポツと歩くことにしました。
湖を一周する小径にはこんな気持ちの萎えるというか躊躇させられるような看板が・・・まぁ熊よりいいか。進め進め。
何の実かな。お正月みたい。
もみじの類は少なく、雑木林です。
どういうわけかグラデーションしちゃった松の木。
八方湖は人造湖なのでしょうか。湖のへりにはオーバーフローが設けてあり、横の谷に水を流していました。
さて、気持ちよく湖を一周して山の駅たかはらに戻りました。ここからは他にも滝を目指すハイキングコースなども延びていましたが、今回はパス。車で10分ほどの距離にある大間々園地へ向かいます。
大間々園地は整備された公園のような場所とやはりハイキングコースが用意されたアウトドアスポットです。雑木林の続く林道ハイキングコース入り口。今回はこちらもパス(笑)。
レンゲつつじの広がる大間々園地。那須の八幡つつじ群生地に比べると株の背が低い印象です。木道等はありません。
木道の代わりにあったのは石畳の小径。
ここ大間々園地でも綺麗な紅葉に出会えました。
珍しくちょこっと記念写真をば。
塩原から八方ヶ原への山道をさらに進めば、県民の森を経由して県道30号線の矢板I.C.そばに出ることができます。静かに紅葉を楽しみたい方へのお勧めルートです。
<今日のりんちゃん>
八方湖を周る小径では、一歩進むごとにピチピチ・カサカサ・キチキチと妙な音がしてあたりの葉がざわめきました。不思議に思いよく見ると、無数の茶色いバッタたちが、足音に驚いて跳ねたり笹の葉にぶつかったりしてヤブに逃げ込んでいる音でした。そんな場所をお散歩していたりんちゃんがなんで舌なめずりしているのかって? それはヒミツ。